番外編:ワンチップマイコン:H8/3664を使って液晶表示を行ってみた。

H8氏の意思を継ぎ(ぉぃぉぃ)僕もH8/3664を使ってみた。

秋月電子からH8/3664マザーボード(開発セット)と、液晶を買う。

H8/3664はボードと書き込みの232Cとかをつけるボードと、アセンブラとかのセット:4500円
http://akizukidenshi.com/catalog/h8.html
ボード自体はICを含めて水晶からコンデンサからチップ部品も全部実装されているので、ヘッダピンをつけるだけで完成である。
232Cコネクタをつけるボードは単なるユニバーサルなので、スズメッキ線とかでちょこっと配線する。

液晶は、やっぱり大きいのがいいので(H8氏のは1行だし(笑))20×4文字出るのを注文。2000円
http://akizukidenshi.com/catalog/disp.html 
(バックライト無しなら1500円であった。こっちでもよかったかも。まぁいいや)

とにかく、このネタを作るのに6500円も投資してしまった(笑)

昨日の夜、秋月からH8/3664と液晶が届いて、今日は会社が休みなので、 午前中、自分の時間を奥さんから貰って、朝からシコシコやってみた。 いつもは、メーカーとかの詳細なデータシート読むんだが、秋月の液晶のアレ!みんなは あのペラ紙一枚を一生懸命解読して使っているのかぁ。ちょっと脱帽&感動です。
わたしゃ、あちこちのサイトのコードを盗み読みしてやっと理解しましたがな。
(液晶とH8ボードは電源入れても8本繋ぐだけで良い、っていうのがなかなか理解できなかった(笑))

アセンブラ自体は昔とったナントヤラであるが

いちいちデータ幅 .B を書くのと(書かないとデフォルトで.Bらしいが)
データ移動方向が左から右
アドレスに@をつける

っていうのが、ちょっと面倒というか、なんというか。

まぁそれでも単にポートへの出力だから、データの出し方さえ分かれば、なんてことはない。
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以下はアレマネです。

回路図が愕然とするほど簡単だったんです。
H8/3664ボードを使えば、納得の行くLCDデモ画面が簡単に作れそうである。
液晶の回路図を見たらホントに「つなぐだけ」である、、、、、、

こんな感じ。本当はR/WをGNDに落とさず、ちゃんとBusy信号を読むべきらしいけど、P5がP50-P55の事実6本しか使えないので、ごまかす。(P56,P57はI2Cバス用で、Hが2.5Vしかでない)

つないだら、あとは液晶のインストラクション読みながら、設定コードとか文字コードをポートから送るだけである。

出ましたがな。H8/3664ボードから20×4の液晶に、ちいさーい20×4行で出ましたがな。
脳みそ沸騰しそうです(っていうのは本当です(笑))

 

キャラジェネに ( ゚д゚)<ニョガーンのдがないので(そりゃそうだ)。キャラジェネの空き番地に定義しようと思ったら、5×7でやんの。
なんか原形をとどめない気がするが、気にしないことにする。

	MOV.B	#B'01000000,R0L	  ;CG-1-set(adrs=000x000)
	JSR	@L_F
	MOV.B	#B'00000000,R0L   ;CGデータ:右5ビットのみ有効(ケチ!)  
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00000000,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00001110,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00001010,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00001010,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00001110,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00010010,R0L
	JSR	@L_C
	MOV.B	#B'00010001,R0L
	JSR	@L_C

電源は006Pである。まぁ表示させるだけで別に何も出来ないんだけど、やってみると結構楽しい。
データをプログラム書き込んで、スイッチでスクロールさせて新幹線時刻表表示機 くらいは簡単に作れそうであるが、考えている時だけが楽しいのでやめておこ。

 凝ったモノを作るなら H8/OS とか既存の物を使う方が楽だしね。


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